地域密着型店舗の面的展開と販売促進戦略「折込チラシによる販促戦略」

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流通版 第3回「地域密着型店舗の面的展開と販売促進戦略」
3−4.折込チラシによる販売促進戦略

分布を掴んだところで、ターゲットの集客を促す販売促進戦略を考えてみます。ここでは、折込チラシを使った集客を試みることとします。ターゲットは高齢者で、生活の中で生じる電化製品の「お悩み相談」を重視したサービスをきっかけに来店を促します。

先ほどの「65歳以上人口と総人口の二次元分析マップ」に折込チラシの配布単位となる新聞販売店(ここでは読売新聞)のエリアマップを重ねてみます。

【65歳以上人口と総人口の二次元分析マップと読売新聞販売店エリアマップ】


→折込チラシを使った販促戦略に有効な新聞販売店エリアデータの詳細情報はこちら


「65歳以上人口と総人口の二次元分析マップ」の上に重なっている青い境界線が読売新聞の販売店エリアマップです。このデータには、販売店の名称と持ち部数が収録されていますので、カラーや大きさによって決まるチラシ単価を掛ければ広告費がどれだけになるのか、概算がわかります。

店舗周辺で、高齢者に向けた、できるだけ効率のよいチラシ配布戦略をたてるため、「人口が多く、65歳以上人口も多い」地域(濃い黄色で色分けされた町丁目)、および「人口がやや多く、65歳以上人口も多い」(オレンジ色で色分けされた町丁目)地域を含む新聞販売店エリアを抽出してみます。

【南千住検討店周辺の読売新聞販売店エリアマップ抽出】


→折込チラシを使った販促戦略に有効な新聞販売店エリアデータの詳細情報はこちら


青い格子状で塗られた販売店エリアが抽出されたエリアです。抽出されたのは「南千住」、「荒川」、「浅草」、「日暮里」といった8件の販売店で、持ち部数の合計が26700部となります。これをベースに折込会社と調整したり、配布エリアの指示を出したりすることができますので、コミュニケーションギャップによるチラシ配布エリアの欠損といったミスの回避に有効です。


 
流通版 第3回「地域密着型店舗の面的展開と販売促進戦略」

→地域密着型店舗の面的展開と販売促進戦略「顧客分布とカニバリゼーションの回避」

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